こんにちは!や~べ~です。
今回は、【簡単手順まとめ】「エックスサーバー」から「さくらのレンタルサーバー」へWordPressサイトを引っ越しする方法、ということで記事を書いていきたいと思います。
WordPressサイトの引っ越しとなると、何か難しそうな感じがするかもしれませんが、大きく考えれば↓の2つの作業で完結できるので、あまり難しく考えずに進めてみると良いのではないかと思います。(※旧サーバーのデータが生きていれば、いつでも後戻りできます!!)
WordPressサイト引っ越し時の大きな2ステップ
①旧サーバーからダウンロードしたファイルを、構造を崩さないように新サーバーへアップロードする。
②旧サーバーからダウンロードしたデータベースを、新サーバーへアップロードする。
どうでしょうか?案外簡単にできそうな感じがしてきませんか?^^
それでは、詳細の作業手順を一つづつ解説させていただきたいと思います。
【簡単手順まとめ】「エックスサーバー」から「さくらのレンタルサーバー」へWordPressサイトを引っ越しする方法
【手順1】旧サーバーにて、バックアップをとる。
WordPressのバックアップは、「BackWPup」というプラグインがとても使いやすいと思います。詳しくは、↓参考サイトを確認してみてくださいね!^^
【2020年更新版】簡単!BackWPupの詳しい使い方&設定方法。WordPressをバックアップする方法。
https://share-lab.net/backwpup1
【2022年最新】BackWPupの使い方・設定方法・データ復元方法まとめ
https://blog-bootcamp.jp/start/wordpress-backwpup/
【手順2】バックアップをPCへダウンロードする。
「BackWPup」にて、バックアップしたデータをPCへダウンロードしておきましょう。「ファイル」「データベース」それぞれダウンロードします。
【手順3】新しいサーバーの契約、ドメインを設定する。この時は、SSLではなくてOK
新しいサーバーを契約し、ドメインを設定しておきましょう。
この時は、SSLではないドメインでOKです。(httpsではなく、httpでOK)ネームサーバーを変更してから、SSL化できます。
【手順4】データベースを作っておく。
MySQLを作っておきましょう!WordPressのデータベースを格納する器になります。データベースのみを作る操作が難しそうな場合は、WordPress簡単インストールなどで、新しいWordPressとデータベースを同時に作ってしまってもOKです!(中身は、あとで全て書き換えます。)
【手順5】新サーバーのドメイン部分へ、「ファイル」をアップロードする。ディレクトリ構造はそのまま!
「ファイル」のバックアップは圧縮ファイル(.zip)になっているので、展開してアップロードしましょう。詳細は、↓サイト参照方。
【2022年最新】BackWPupの使い方・設定方法・データ復元方法まとめ > 2. WordPressファイルの復元
https://blog-bootcamp.jp/start/wordpress-backwpup/#index_id7
↑FTPソフトでアップロードを行います。FTPソフトは、FileZillaというフリーソフトが使いやすくオススメです。このサイト↑の説明が分かりやすいです。
FileZillaダウンロード先
https://filezilla-project.org/download.php
【さくらインターネット】さくらのレンタルサーバでFTPユーザとパスワードの確認方法
FTPのユーザIDは、ドメイン名のsakura.ne.jpの頭の部分になります。
パスワードは、「さくらのレンタルサーバ仮登録完了のお知らせ」のメールに記載されています。
【手順6】新サーバーのデータベースへ、バックアップした.sqlファイルをアップロードする。
phpMyAdminにログインできたら、「対象のデータベース名→インポート→ファイルを選択」とクリックしてください。
アップロード対象のファイルとしては、データベースのバックアップデータに含まれる「対象のデータベース名.sql」ファイルを選択します。
↑sql.gzファイルでもOK!
【2022年最新】BackWPupの使い方・設定方法・データ復元方法まとめ > 3. データベースの復元
https://blog-bootcamp.jp/start/wordpress-backwpup/#index_id8
【番外】その他の簡単そうな引っ越し方法⇒「All-in-One WP Migration」
WordPressサイトの引っ越し方法は、「ファイル」「データベース」をアップロードする方法以外にも、「All-in-One WP Migration」というプラグインを使用する方法もあります。実行できれば、ほぼ自動で引っ越しができるようなので、僕も挑戦してみましたが、↓の理由でできませんでした。。。
All-in-One WP Migrationは、同じドメインでサイトの引っ越しをする場合、旧サーバーと新サーバーの両方にこのプラグインをインストールして、それぞれで作業をする必要があります。実際作業しようとすると、自分のPCのブラウザで参照するサーバーを新旧切り替えて、インストールを行わなければならない必要がでてくくるので、僕にはできませんでした。
※↓のhostsファイルの変更を駆使すれば、可能かもしれませんが。。
hostsファイル書き換えによるホームページの確認
https://www.speever.jp/vzmanual/hpcheck/hosts.html
All-in-One WP Migrationを使われる場合は、↓記事が参考になります。
【2022年最新】All-in-One WP Migrationの使い方(移行/引っ越し)
https://blog-bootcamp.jp/start/wordpress-allinonewpmigration/
【手順7】wp-config.phpを変更してアップロードする。
wp-config.phpを変更してアップロードしましょう!メモ帳での編集ではNGとのことですが、他にエディタをインストールしてなっかったので、僕はメモ帳で編集、上書き保存で対応しました。なんとか不具合はありませんでしたが、、、
データベース名、ユーザー名、パスワード、ホスト名、を新しいサーバーのものへ書き換えましょう!
詳細は、↓参考サイト参照方。
データベース接続確立エラーから復活!さくらサーバー×WordPress対処法
https://suteki-mama7.com/database-connection-error/
※余談ですが、↑データベース接続確立エラーは、僕も遭遇しました(↓絵)。
wp-config.phpの編集&アップロードで上手いこと対処できましたが、内心かなり焦りました、、、^^
「hostsファイル」の変更で、新サーバーでのサイト状況を確認できるらしい。。。
※僕は、できませんでしたが、ここで自分のPCの「hostsファイル」を変更すると、新サーバーでのサイトの状況を確認できます。
同じドメインの場合、ネームサーバー変更前だと、ブラウザから新サーバーのサイトの状況を確認することができません。しかし、「hostsファイル」を変更すると、自分のPCからの閲覧のみ、新サーバーを参照することができます。
今回は、hostsファイルの操作が上手くできなかったので、DNSをさっさと変更してしまいました。。。
hostsファイル書き換えによるホームページの確認
https://www.speever.jp/vzmanual/hpcheck/hosts.html
【手順8】DNSネームサーバーを変更する。(≒参照されるIPアドレスが変更される。)
自分のドメインを管理している管理会社のコントロールパネルにて、変更する。(僕の場合は、ムームードメインにて変更しました!)
DNSネームサーバーについて分かりやすく書いてあるサイト↓
サーバー切り替えの注意点!DNS切り替えとは?
https://www.marukin-ad.co.jp/marulog/?p=3180
DNS浸透の都市伝説を斬る~ランチのおともにDNS~(PDFファイル)
https://jprs.jp/tech/material/iw2011-lunch-L1-01.pdf
DNS浸透には、30分から1週間程度、時間が掛かる場合があります。DNS浸透、浸透・伝播・キャッシュ状況は↓サイト内の検索窓にURLを入力すると、一目でチェックすることができます!
DNS浸透、浸透・伝播・キャッシュ状況がわかるサイト↓
https://www.whatsmydns.net/
DNS浸透期間とはなんですか? どのような影響がありますか?
https://help.arena.ne.jp/hc/ja/articles/360025787334-DNS%E6%B5%B8%E9%80%8F%E6%9C%9F%E9%96%93%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B-%E3%81%A9%E3%81%AE%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AA%E5%BD%B1%E9%9F%BF%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%81%8B-
DNS(ネームサーバー)サーバー移管・切り替え・浸透などについて
https://www.no1web.jp/blog/15098/
【手順9】無料SSLの設定をする。サーバー会社のコントロールパネルにて。
僕の場合は、1時間くらいで適用できました!SSL設定完了時にメールで連絡が来ました!
※余談ですが、SSLの設定ができていない状態だと、トップページ以外が表示されず、またトップページも画像が表示されない状態になってしまいました。また、ブラウザ上部のURL窓左側のいつも南京錠マークが表示されている部分が、ビックリマークになっていて、クリックでサイト情報を表示させると、「セキュリティーに問題のあるサイト」という表示もでてしまいました。。。
↑ですが、SSL設定を完了すると、問題は解決され、南京錠マークが表示され、「この接続は保護されています」と正常な表示に変わりました。また、トップページの画像も表示され、他のページも表示されるようになりました!^^
【手順10】DNS浸透、浸透・伝播・キャッシュ状況を待つ。(≒参照されるIPアドレスの変更状況。)
僕の場合は、こちらも2時間くらいでほぼ浸透していることを確認できました。
↓サイトにて、DNS浸透、浸透・伝播・キャッシュ状況がわかります。(≒参照されるIPアドレスが新しいサーバーのものに全て変更されていれば上手く行っています!)
DNS浸透、浸透・伝播・キャッシュ状況がわかるサイト↓
https://www.whatsmydns.net/
【手順11】ブラウザから、サイトを確認。サイトの見た目、動きを確認。ダッシュボードなどの動きも確認。
ブラウザから、サイトを確認していきましょう!
サイトの見た目、画像が表示されているか、ウィジェットは崩れていないかなどを確認し、他のページへ移動できるかなどの動きも確認していきましょう!
WordPreeへログインし、ダッシュボードなどの動きも正常であることを確認しましょう!
サーバー引越し時によくあるエラーを3つ挙げておきますので、もしエラーが表示されてしまった場合には、それぞれ対応していきましょう!
①「データベース接続の確立中にエラーが発生しました」
正しいホスト名が入力されているか/ユーザー名とパスワードに誤りはないか/データベースサーバーは稼働しているかを確認する必要があります。
②「独自SSL設定を追加する際にエラーが発生しました」
ドメインのネームサーバーが引っ越し先のサーバーに書き変わっているかを確認してください。
③「HTTP500エラー」
PHP、.htaccessの記述に間違いがないか確認してみましょう。
上記は一例ですが、このようなケースを想定して、引っ越しの際には旧サーバーの契約は継続して、不具合があった場合には、いつでも元に戻せるようにしておきましょう。
サーバー引越し時によくあるエラーが詳しく解説されているサイト↓
サーバーの引っ越しで絶対に忘れていけないこと3つ
https://lolipop.jp/media/server-moving/
【手順12】これで、問題なければ、サイトの引っ越しは完了です。
新サーバーでの表示が正しいことを確認できれば、WordPressサイトの引っ越しは完了です!お疲れさまでした!^^
【手順13】最後に、旧サーバーの契約を解約しましょう!
DNS浸透の問題もありますので、できれば2週間程待って、上述させてもらったようにDNS(ネームサーバー)の反映がおおよそ完了したことを確認して、旧サーバーを解約がするのが適当だと思います。Googleの検索ドメインパワーの受け渡し等もバックグラウンドで行われているという噂?可能性もあると思いますので、、、、
まとめ
【簡単手順まとめ】「エックスサーバー」から「さくらのレンタルサーバー」へWordPressサイトを引っ越しする方法、ということで記事を書かせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
今回まとめさせていただいた手順通りに進めれば、案外簡単に「エックスサーバー」から「さくらのレンタルサーバー」へWordPressサイトを引っ越しできると思います!(*´ω`*)
万が一、どうしても上手くいかない場合には、旧サーバーの契約を残している間は、いつでも旧サーバーへネームサーバーを切り替えることによって、簡単に復旧できるので、旧サーバーの解約は、最後の最後に残しておくことが安心に手順を進める為にも重要なことなのではないかと思います!(*^▽^*)
他のサーバーでも、基本的な流れ(FTPを使ったファイルアップロード&phpMyAdminを使ったデータベースアップロード)は一緒なので、サイトやブログのサーバースペックのステップアップを考えている方は、ぜひ今回の記事を参考にしていただいて、WordPressサイトの自前引っ越しの可能性も含めて、検討されると良いのではないかと思います!(∩´∀`)∩
じゃあ、今回はここまでっ!!
ではではっ!(´∀`*)ノシ
WordPressサーバーならエックスサーバーがおすすめ!
※今回の記事は、エックスサーバーからエックスサーバーへ直接引っ越しができない為、「さくらのレンタルサーバー」を経由して、引っ越す作業の際に調べた事をまとめています。僕がメインで使っているのはエックスサーバーになります!^^
『XSERVER』
僕の運営しているサイト、ブログの多くはこの『XSERVER』を使っています!^^
月額最安900円(税別)で200GBのサーバー容量を確保でき、サーバーダウンなどがほぼ皆無で安定稼働されており、サイト表示速度(処理速度)も速く、読み手のストレスを最小限に留めることが期待できると思います!
さらに、サーバー側で自動バックアップを取ってくれていて、7世代に遡って復旧できるので、もしもの時にもかなり安心できると思います!
サーバーの様々な設定で使用する「サーバーパネル」がほぼ日本語で、ヤフーのトップページのような日本的な階層表示になっているので、他のサーバーのものよりも使いやすいのではないかと個人的には思います。
(※他サーバーでは、まんま横文字のみの専門用語的アルファベットのみの項目があって分かり辛かったり、階層のグルーピングがピンと来ないような感じになっていて分かり辛いこともありました。。。)
\ クリックでページに飛べます /
月額990円(税込)から、高速・多機能・高安定レンタルサーバー『エックスサーバー』
ランキング
ランキングに参加しています!
もしこの記事を気に入っていただけたなら、↓クリックで応援していただけると、とても嬉しいです! (∩´∀`)∩
※クリックで「みなラボ」へ1票&「みなラボ」のランキング状況を確認いただけます!
どうぞ、よろしくお願いいたします!m(_ _)m
↓こちらもお願いしますっ!