自分がマイコン教室を始めたいと思ったキッカケは、
「自分が小さい時にプログラミングに出会っていたら、今とは違う大人になっていたんじゃないか?!」
と思ったからです。
小学生の頃は、ドラえもんやアラレちゃん、キテレツ大百科、ドラゴンボールなど見ていた世代なので、真剣に「かめはめ波」をだす練習もしてましたし、いつかタイムマシーンが出来上がるんじゃないかとも思っていました。
遊びでは、ファミコンが流行ってる時期だったので、スーパーマリオやドラクエなどを、友達と一緒によくやりました。
ドラえもんの道具のような、天地をひっくり返すような発明品がいつか発表されるのではないかと思って過ごしていたのですが、大人になって現実的に考えると、現在の科学を根底から覆すような理論でも発見されない限り、実現することはなかなか難しいんだろうなぁと思います。
なにかの間違いで、タイムマシーンなんかは実現されたら面白いんですけどね~(笑)
プログラミングとの出会い
自分が小学生低学年の頃といえば、まだポケベルの時代だったと思います。(音だけ鳴るやつ。)
休日にオヤジが仕事でたまに呼び出されていました。
ワープロが少し出始めていた時期でもあったと思います。
そんな時代だったので、プログラミングなんてもんは全然一般的ではなかったと思います。
しかし、自分が大人になるとインターネット時代でパソコンが無ければ仕事にならないような世界になっていました。
もともとはパソコンなんて必要ないと思っていて、学生時代は全然見向きもしなかったのですが、社会人になり仕事で必要となったので、教育を受けさせて頂き、パソコンの操作や知識、組み込みマイコンのプログラミングの知識を習得しました。
プログラミングを習得してみて、「これは凄いなっ!」と感じました。
ハードウエアもしっかり作り込まなければいけませんが、プログラムを書くだけで、色んな事が自動でできたり、様々な電子機器をコントロールできる、ということが解り、衝撃を受けました。
プログラミングを学ぶこと
自分が幼い時にプログラミングについて教えてもらえる事ができたなら、絶対夢中になっていただろうし、進路なんかも全然違っていたんじゃないかと思います。
プログラミングを学ぶことは、これから様々な事を学び、吸収して成長し、次の世代を担っていく子供達にとっても、可能性の芽を育む絶好のチャンスになると思います。
現在では、小学校低学年でもプログラミングをして、様々なシステムを構築する子も増えています。
平成24年度から実施となった、中学校の「新学習指導要領」(文部省)でも、技術家庭科にてプログラミングが必修となっており、様々な電子機器やインターネットシステムなどが一般的に普及している中で、電子的なシステムについての基本的な部分については、早いうちから知識として備えておいた方が良いという判断が文部省にもあるものと認識しております。
「マイコン」とは?
世の中に存在する、コンセントをつないで使う電化製品の大部分には、この「マイコン」が使われています。「マイコン」とは、電子基板の上にのっている黒くて四角い素子のことを言います。
電化製品の構成を大きく分けて考えると、メカ、電子回路、マイコンプログラミング、に分けられると思います。
マイコンは製品の動きをコントロールする頭脳となりますので、すべての情報がここに集約されて、その情報を元に動作部分をコントロールしています。
ですので、マイコンプログラムを理解するということは、その製品の動きやメカ、電子回路など、製品まるまるを理解することになります。
最初は遊び感覚で部分的なことを理解し、ゆくゆくは全てを理解できるようになれば、
「何でも自分で作れるんじゃないかなぁ?!」
なんて思える日もそう遠くないと思います。(自分もそう思った事がありました。大人になってからですが(笑)。現実には難しい事もたくさんありますが。)
おわりに
幼い子の方が、常識にとらわれ辛いので、自由奔放に素晴らしい発見だったり発明ができるのではないかと思っております。
次の世代を担う子供たちが、頭の柔軟な時期に、プログラミングという貴重な体験ができるということは素晴らしいことだと思います。
ワークショップ等も含め、様々な体験の場を提供させて頂こうと考えております。
ライフワークとして本業と並行して、できる限り永く続けていきたいと考えております。
まずは体験だけでもしていってもらって、そこで、もしお子様が興味をお持ちになられた際には、是非、「マイコン教室」本講座にも参加して頂ければ幸いに思っております。