色んな使い方ができるArduino(アルディーノ、アルドゥイーノ?、アルデュイーノ?)ですが、
使い始める為の情報が少なかったり、
使用実例がまだまだ少ないようなので、
超初心者からソコソコ使い込んでる人へ向けて、あったら便利な情報をひとまとめにしてみました。
これからArduino(アルディーノ)を使ってみようと考えてる方、既に使っていて他に便利な使い方がないかと思っている方に向けての、
選び方から使用方法を中心にまとめています。
1.Arduino(アルディーノ)公式ページ
Arduinoには公式ページがあるのですが、全て英語なので読んで理解するのは大変な作業になります。英語が得意な方だったら簡単なのかも。。
一応載せておきます。
Arduino公式ページ
https://www.arduino.cc/
2.Arduino(アルディーノ)選定情報まとめ
巷で流行っているArduinoですが、まずどのタイプのものを選んだらいいか迷ってしまうと思います。
そんな時に、参考にしたい記事がコチラ↓
徹底比較。Arduino(アルディーノ)シリーズ23種類の価格、スペック、まとめ一覧表
https://share-lab.net/arduino-matome2
多くの種類(2016年7月現在ラインナップされている全てのArduino)の詳細を一覧にして掲載しています。
ちょっと玄人向けの情報(クロック周波数や入出力ピン数など)も載せているので、本格的な使用をされる方にも参考にしていただけたらと思います。
3.Arduino(アルディーノ)購入先まとめ
続いて、実際に購入する為のショップの情報です。
自分もこのショップで購入したのですが、Arduino本体外にも周辺パーツが豊富にラインナップされていて、まとめて購入できるところが良いです。
商品によって違いがあるようですが、3000円~5000円以上の購入で送料も無料になります。
自分が購入したArduinoはLeonardo(レオナルド)というものなのですが、それ自体で3000円を超えます。
※Arduino Leonardoは、Arduino UNO R3より若干高性能ですが、ほぼ同等に使えるシリーズです。
周辺パーツも2、3購入しましたが、送料無料で購入することができました。
支払もPayPalを介して、クレジットカードで決済できるのでとても便利です。こちらのショップ↓
SWITCHSCIENCE
https://www.switch-science.com/
4.Arduino(アルディーノ)プログラミング方法まとめ
Arduino(アルディーノ)をコントロールする為には、配線をつなげて念じていれば自動的にコントロールできるわけではありません。
あらかじめプログラミングしたものをArduino本体に格納する必要があります。
ArduinoIDEという専用のプログラミングソフトでプログラムを記述し、そのプログラムをArduino本体にダウンロードします。
ダウンロードしてArduino本体に格納されたプログラムが色んな判断をして、様々なコントロールが可能になります。
4-1.ArduinoIDEのダウンロード
まずはArduinoIDEのダウンロードです。
ArduinoIDEダウンロード公式
https://www.arduino.cc/en/Main/Software
少しわかりにくいですが、左側のダウンロード(赤丸内)をクリックすると無料ダウンロードできます。
4-2.サンプルプログラムの解説
ArduinoIDEには参考となるサンプルプログラムがいくつかラインナップされています。
さまざまなプログラムを書くためにも参考となるサンプルプログラムを理解して、活用する必要があります。
そのサンプルプログラムを網羅していて、しかも解説してくれているサイトがあるので紹介します↓
garretlab
http://garretlab.web.fc2.com/arduino/examples/
4-3.「Hello World」させる方法
Arduino(アルディーノ)の初期動作確認も含めて、Arduinoが届いたらまず「Hello World」させてみましょう!
通信可能なUSBケーブル↓さえ用意すれば、直ぐに進めることができ、プログラム書き込みやPC-Arduino間の通信の確認まで同時にチェックできてしまいます!!
↓の記事に内容をまとめています。
届いたら速やってみよう!Arduino入門編「Hello World」| みなラボ
https://share-lab.net/arduino-helloworld1
4-4.「Lチカ」させる方法
「Hello World」出来たら、参考記事のLチカ用サンプルプログラムを流用して、出力を確認してみましょう!
※Lチカ=LED点滅
LEDの長い足に、1KΩ程度の抵抗を繋げ、出力ポートへ接続し、短い足は直接GNDへ接続しましょう。
↓記事を参考に、プログラムをArduino(アルディーノ)へダウンロードすれば、Lチカを実現できると思います。
詳細は、↓の記事にまとめていますので、参考にして下さい!
書いてみようっ!Arduino(アルディーノ)入門編「LED点滅(Lチカ)プログラム」 | みなラボ
https://share-lab.net/arduino-led1
↓の記事も分かり易いです!
ブレッドボードに載せたLEDを点滅てんめつさせる
https://n.mtng.org/ele/arduino/samples/sample11.html
4-5.タイマー割り込み
ルネサスのH8やSHマイコンなどを使用していた人なら良く使うと思うのですが、Arduinoでも同様にタイマー割り込みでプログラミングする事が可能です。
タイマー割り込みでLEDを点滅させます
http://zattouka.net/GarageHouse/micon/Arduino/TIMERtoLED/TIMERtoLED.htm
5.周辺電子回路設計まとめ
Arduinoの出力信号で何かをコントロールするには様々な電子回路を設計して、信号をアクチュエータに伝える必要があります。
その為に参考となる電子回路を解説してくれているサイトをまとめます。
5-1.リレー駆動回路
NPNオープンコレクタドライバ
http://www.iccraft.com/basic/driver/npn_oc/
みなラボでの実施例はコチラ↓
Arduino(アルディーノ)入門編「トランジスターを使ってリレー回路を創ってみよう!」|みなラボ
https://share-lab.net/arduino-relay-circuit1
5-2.モーター駆動回路
エンコーダーについて
モーター制御にも使われるエンコーダーからの「回転信号」をプログラミングに取り入れる方法、原理等や、Arduinoとロータリーエンコーダーを使った「ちょっと笑えるIoT装置」についてまとめていきます!↓
エンコーダーの情報を使えば、回転しているものの回転角度や回転数、速度、接地している紙などの長さ、車輪などが転がった距離など、を算出することができます。(>∀<)ノ☆
モーター制御にも通じる!Arduinoとエンコーダーを使ったオモシロIoT工作&プログラムまとめ
https://share-lab.net/arduino-encoder1
(その他、モーター駆動回路については、順次アップ予定です。)
5-3.ブルートゥース用回路
(順次アップ予定です。)
5-4.スイッチ回路
(順次アップ予定です。)
5-5.各センサー回路
焦電型赤外線センサーモジュール(焦電人感センサ)
「人が近づいた時に電気を点ける」など、人や動物を検知することができるセンサーになります。IoT的なモノを創造する時に、色々と使えるセンサーなのではないかと思います。
焦電人感センサー&出力回路が一体になっているタイプを使用すれば、センサーからの出力信号を直接Arduino(アルディーノ)のデジタル入力端子に入力できるので、非常に簡単に使うことができます。(入力されたデジタル信号のHIGH,LOWを読めば、簡単にプログラムに使用できます。)
※検知したら「HIGH」なのか「LOW」なのか事前にしっかりと確認してくださいねっ!
以下、参考記事です。
人感センサ(秋月電子 SE-10)で人が来たらLEDを点灯する
https://n.mtng.org/ele/arduino/samples/sample27.html
↓おすすめセンサ(秋月電子通商)
焦電型赤外線センサーモジュール(焦電人感センサ)(通販コード M-09627)
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-09627/
(その他、順次アップ予定です。)
5-6.Arduino(アルディーノ)の消費電力
電源を確保する時に必要なArduino自体の消費電流もチェックしました。
下のサイトよるとArduino本体の基板のみでも50mA程度の電流を消費するようです。
ArduinoUNO省電力化-マイコン稼動時の消費電力調査
https://qiita.com/e-katayama/items/3641c9d940b77aab2504
電子回路自作の場合は、すぐにUSB接続やACアダプタからの電源を投入しないで下さい。
自作電子回路に万が一不具合があった場合、ショートなどで接続されているパソコンが壊れてしまったり、ブレーカーが落ちてしまったりする恐れがあります。
他の機器とは切り離した状態(電池などの電源使用時)で動作の確認をする事をお勧めします。
6.電子部品購入先まとめ
電子回路の設計ができたら、電子部品の購入です。
まずは定番のこちらのサイト↓
秋月電子通商
https://akizukidenshi.com/catalog/default.aspx
抵抗やダイオード等を小ロットから販売してもらえます。
抵抗は100本単位から。100本で百円です。
カテゴリーから探していくのは大変なので、左上あたりのキーワード検索で探すと楽チンです。
こちらも様々な電子部品が揃っています。↓
RSコンポーネンツ
https://jp.rs-online.com/web/
7.電子回路製作の必要備品まとめ
1.ブレッドボード(「ブレッドボード」で検索)
2.半田ごて、テスター(「ハンダ」、「テスタ」で検索)
3.オシロスコープ(「オシロ」で検索)
4.電源(「定電圧 キット」で検索)
※( )内、秋月電子通商の検索用キーワード
大抵のものは先ほど説明した秋月電子通商で揃える事ができます。
電源に関しては、Arduino基板への入力が7~12Vの範囲なので単三電池6本を直列にできる電池ケースを使えばOKだと思います。
(1.2V~1.5V×6本=7.2V~8Vなので)
充電式の電池の方が電圧が高めなようです。
電子回路自作の場合は、すぐにUSB接続やACアダプタからの電源を投入しないで下さい。
自作電子回路に万が一不具合があった場合、ショートなどで接続されているパソコンが壊れてしまったり、ブレーカーが落ちてしまったりする恐れがあります。
他の機器とは切り離した状態(電池などの電源使用時)で動作の確認をする事をお勧めします。
Arduino基板追加して電子回路を組まない場合は、ショートなどの危険はほとんどないと思いますので、USBケーブルからの電源供給で問題ないと思います。
専用のACアダプタもあるようなのでそちらでも良いと思います。
電池で物足りない場合は、市販の定圧電源装置を購入することになるのですが、普通に買うと2~3万円程度になります。
秋月電子通商にには、キットものの定圧電源装置があります。
説明書を見ればわかりますが、追加の必要部品の調達やハンダづけを自分で行わなければなりませんが、数千円で仕上げることができますので、こちらを使うのも良いのではと思います。
8.Arduino(アルディーノ)の色んな使い方まとめ
トイレットペーパー使用量報告bot
http://eleclog.quitsq.com/2013/01/toilet-paper-bot.html
自動水やりロボット
https://2m3g1.com/2693.html
おてんきくま
https://d.hatena.ne.jp/k_matsuda/20101107/1289148782
テルミンのような楽器
https://cubic9.com/Devel/%C5%C5%BB%D2%B9%A9%BA%EE/Arduino/%B3%DA%B4%EF/
Arduinoでモーターを制御する!(その3)。自作ラジコンカーに挑戦!サーボモーターでステアリング実装。
https://deviceplus.jp/hobby/entry013/
AndroidとFonで自作ラジコンを動かす(Arduino)
http://miettal.hatenablog.com/entry/20111210/1323539202
至高のウェアラブルデバイス「あのスカウター」をLEDとArduinoで作ってみた
https://fabcross.jp/category/make/20141201_julie_watai_scouter_01.html
夏が終わった・・・。間に合わなかったArduino(アルディーノ)式自作エアコン室外機用自動散水システム
https://share-lab.net/arduino-sansuisouchi1
その他、Arduinoを使った電子工作サイトを順次アップ予定です。
オススメのキット、書籍
↑すぐ上の書籍『Arduinoをはじめよう 第3版 (Make:PROJECTS)』の例題に一部対応させたセット内容になっています。^^
↑Arduino純正ではありませんが、互換品なので同等に使用できます。しかも、リーズナブル!^^ただし、開発環境の構築(ファームウエアのダウンロードなど)が必要な場合があるので、少し玄人向けになります。
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