こんにちは!や~べ~です。
今回は、現物のドミノも倒せる!Scratch(スクラッチ)を使ってPC画面外のコマを倒す為の、システム設計製作&プログラミング例!、という事で記事を書いていきたいと思います。
NHKの子供向けプログラミング番組でも取り上げられるほど、使われる場が広がっているScratch(スクラッチ)ですが、今回の内容は、Scratchを使った「ドミノ」のプログラミングでPCの画面の外のコマまで倒してみようという内容になっています。
Scratchからの出力を外に伝える為には、専用の電子回路を作らなければ実現できないので、やや難易度は高いですが、実際に動くと、とても面白いので、ぜひ挑戦してみてくださいねっ!
昨年実施したプログラミング体験会での作動の様子。(↓動画)
(※撮り方が下手くそですみません。。。)
体験会の記事はコチラ↓
「Scratchでドミノ♪」プログラミング体験会報告
1.「ドミノでPC画面内外のコマを倒す」システム概要
作動の概要はこのようになっています。
システム全体はこのようになっています。
Scratchへの入出力は音声の情報を使いました。
タッチセンサの要領で「コマが倒れた」という情報をセンシングし、PCのマイク入力からセンサ信号を入力します。
このときのセンサ信号は、音量の情報としてScratchに認識されます。
入力部分は↓のサイトを参考にさせていただきました。
自作の簡単タッチセンサーで、フィジカル疑似体験ゲームを遊ぼう! (1/3)
その入力に基づきScratchで書いた画面上のコマを順番に倒していきます。
画面上の最後のコマが倒れると同時に、今度はScratchのプログラムから音声を出力します。
音声出力は、PCのスピーカー出力ポートからマイクジャック、配線を通じてモーター制御回路に入力されます。
回路の可変抵抗を調整すると、音声が出力され続けている時間のみリレーをONさせることができるので、任意のタイミングと任意の期間、モーターを駆動させることができます。
音声出力でリレーを制御する部分は↓のサイトを参考にさせていただきました。
2.Scratch(スクラッチ)プログラミング概要
「緑の旗」をクリックしたあとに、「スペース」キーを押すと、待機状態になります。
その状態で、タッチセンサ信号が入力されると、プログラムがスタートします。
プログラムスタートすると、まずはネコちゃんが右方向に走ります。
緑のコマにぶつかると、緑のコマを倒し、ネコちゃんは静止します。
緑のコマが倒れると、水色のコマにぶつかり、倒れます。
水色のコマが倒れると、モーターを回すための音声信号が出力されます。
このようにScratchでプログラミングしています。
2-1.<Sprite1>猫ちゃんのプログラムです。
2-2.<Sprite2>緑のコマのプログラムです。
2-3.<Sprite3>水色のコマのプログラムです。
コマの倒れる様子は、倒れたコマの絵のコスチュームをあらかじめ作っておいて、前のコマが触れた時に、コスチュームを変更することによって実現しています。
まとめ
ドミノでPC画面内外のコマを倒す、Scratchプログラミング例!という内容で書かせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
ブロックを組み立てるように、視覚的、感覚的にプログラミングできるScratch(スクラッチ)ですが、PC画面外のモノを動かすというところまで実現してる例はまだまだ少ないのではないかと思います。
PC画面内で、自由にクリエイティブにゲームやアプリ的なモノを創作することも非常に良いことだと思いますが、せっかくならば現実に触れられるモノが動いたり、ハード的なスイッチやセンサーが反応してプログラムがスタートしたり、そんな事ができると、さらにクリエイティブな発想が広がるのではないかと思います。
試してみたScratchプログラミング例を徐々にではありますが、順次アップしていこうと思いますので、お楽しみにっ!
じゃあ、今回はここまでっ!!
ではではっ!(´∀`*)ノシ
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