こんにちは!や~べ~です。
今回は、冬場、車のエアコンのA/Cスイッチをオフにするだけで約10%燃費向上できるって知ってた?、ということで記事を書いていきたいと思います。
冬場、車のエアコンのA/Cスイッチをオフにするだけで約10%燃費向上できるって知ってた?
クルマの構造に詳しい方にしてみれば、当たり前の話だと思いますが、僕の周りでも案外知らない方が多かったので、共有させていただきたいと思います。
では早速ですが、
具体的な実施方法としては、
どんな車にも標準で付いている「A/C(エアコン)」スイッチをオフにする。
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※A/C付近のランプが消灯すれば、OFFになります!
たったこれだけです。
僕の場合、これだけで車の燃費を約10%よくすることができました!^^
※ただ、車種や季節によっては、同様の効果が得られない場合もあると思いますが。。。
※さらに、最新のカーエアコンには新型の「電動コンプレッサー」が使用されている場合が多いと思いますので、旧式のベルト駆動方式のコンプレッサー搭載のクルマの場合より、効果が薄くなる可能性があります。
「A/C(エアコン)」スイッチをオフにする。と言うと、エアコンの全ての機能が使えなくなってしまうと誤解されるかもしれませんが、実は、そんな事はありません。
「暖房」や「送風」は通常通り問題なく使用できます。
しかし、「冷房」や「ガラス曇り止め(フロント)」は使用できなくなってしまいますので注意が必要です。
※EVは暖房や送風もできない可能性があります。
※ガラス曇り止めは、熱線タイプのものは使用可能です。
ですので、今回の方法は、主に、秋~冬にかけての時期に特に有効な燃費向上方法だと思います。
(注意:梅雨時期などの湿気の多い時期は特に、フロントガラスが曇ってしまうと運転に支障がでて、非常に危険だと思いますので、無理にA/Cスイッチをオフにすることは避けて下さいね!)
エアコンスイッチをオフにして超簡単に車の燃費を約10%向上できた実績計測データ
実際に、僕のクルマでエアコンスイッチをオフにして、約2ヵ月間、燃費計測したデータがありますので、ご覧ください。
通常燃費⇒11.6km/L(エアコンスイッチON時)(事前計測)
エアコンスイッチOFF時の燃費実測データ(2015.10.14~12.04)
日付(2015) | 給油(L) | 走行距離(km) | 燃費(km/L) | 燃費向上分(km/L) | 燃費向上平均(km/L) |
10/14 | 6.02 | 74.7 | 12.4 | 0.8 | 1.45 |
10/20 | 6.02 | 82.9 | 13.8 | 2.2 | - |
10/27 | 5.98 | 83.7 | 14.0 | 2.4 | - |
11/1 | 6.22 | 74.7 | 12.0 | 0.4 | - |
11/5 | 6.17 | 81.4 | 13.2 | 1.6 | - |
11/8 | 6.32 | 99.8 | 15.8 | 4.2 | - |
11/10 | 6.27 | 76.4 | 12.2 | 0.6 | - |
11/17 | 6.22 | 82.9 | 13.3 | 1.7 | - |
11/21 | 6.33 | 76.1 | 12.0 | 0.4 | - |
11/26 | 7.22 | 84.7 | 11.7 | 0.1 | - |
11/28 | 6.53 | 81.3 | 12.5 | 0.8 | - |
12/2 | 6.42 | 81.9 | 12.8 | 1.2 | - |
12/4 | 6.48 | 91.2 | 14.1 | 2.5 | - |
※2015.10.14~2015.12.04データ計測。使用車種:日産ティーダ(JC11CVT)。エアコンスイッチOFF。一般道のみ。
燃費向上平均(km/L)
=各給油区間の燃費向上分(km/L)の合計/給油回数(今回は13回)
=0.8+2.2+2.4+0.4+1.6+4.2+0.6+1.7+0.4+0.1+0.8+1.2+2.5/13
=1.45384615...(km/L)(※上表より)
燃費向上平均(km/L)÷通常燃費(km/L)×100=燃費向上(%)
1.45(km/L)÷11.6(km/L)×100=12.5(%)
このデータにより、僕のクルマの場合は、エアコンスイッチをオフにすることによって、『12.5%』燃費向上できた!と、言えると思います。
日産ティーダの燃費に関しての参考サイト↓
日産ティーダの燃費|e燃費
https://e-nenpi.com/enenpi/carname/770
エアコンスイッチを操作した時の各部の動きと、車の燃費向上につながるしくみ
先ほどの燃費データの部分で、実際に燃費向上している様子見ていただけたと思いますが、たったひとつのスイッチを操作するだけで、なぜ燃費が改善するのか?そのあたりのしくみを疑問に思われる方も多いと思いますので、クルマのエアコンの構造について少し解説させていただきたいと思います。
多くのクルマのエアコンは、実は、自宅のエアコンとは異なる構造を持っています。
その最大の特徴は、「クルマのエアコンには暖房機能が無い!」と言う事です。
「でも、暖かい空気が出てくるんだけど。。。」と、すぐにつっこまれてしまいそうですが、
実は、暖かい空気は「クルマのエンジンの熱」を利用して、作られているんです!
ですので、クルマのエアコンには暖房機能が無く、もっと細かく言うと、エアコンのコンプレッサー部分(自宅のエアコンでいう室外機)では冷たい空気しか作ることができない構造になっています。
冷たい空気を作る為には、冷媒(エアコンガス)を圧縮して外気と熱交換する必要があるので、エンジンからゴムベルトを介して、その圧縮の為の駆動力を得ています。
では、温度設定した場合はどうなるのか?と疑問になると思いますが、
この場合は、
クルマの車内温度センサーの数値に応じて、設定温度に近づくように「エンジンの熱を利用した暖かい空気」と「エアコンのコンプレッサー部分で作られた冷たい空気」のそれぞれの流量を調節して、混ぜ合わせ、ダッシュボードの送風口から出すくしくみになっています。
今回のように、エアコンスイッチをオフにした場合、このエアコンのコンプレッサー部分(自宅のエアコンでいう室外機)を駆動させなくても済むので、エンジンはその駆動力分の燃料を使う必要がなくなって、結果的に燃費が向上するというしくみになります。
クルマのエアコンの構造に関しての参考サイト↓
カーエアコンの冷房はなぜ冷えるのか(後編) (1/4)|MONOist
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1505/21/news018.html
まとめ
冬場、車のエアコンのA/Cスイッチをオフにするだけで約10%燃費向上できるって知ってた?、ということで記事を書かせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
エアコンスイッチの操作だけで、簡単に燃費向上できること分かっていただけたかと思います。(∩´∀`)∩
今回の方法を実施すると、「ガラス曇り止め(フロント)」機能などが使えなくなってしまいますので、くれぐれも梅雨時期などには、実践されないように気をつけてくださいね!(`∇´)
車種や季節によるとは思いますが、エンジンを搭載しているクルマならば、充分効果があると思いますので、愛車の燃費向上に関心のある方はぜひ実践してみてくださいねっ!(>∀<)ノ☆
じゃあ、今回はここまでっ!!
ではではっ!(´∀`*)ノシ
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